太陽光発電の電気は売った方がお得?使った方がお得?

今回も「今更、何を言ってるんだ!」と怒られてしまいそうなタイトルでスタートです。

前回の「太陽光発電を安くなったら付けるは間違っている?」では、設置費用と売電単価についてでしたが、その終わりに「これからは売電価格だけでなく自家消費も重要になってきます。」とも言わせてもいただきました。

そこで、ズバリ皆さんに質問をしてみます。

太陽光発電で作った電気は売った方が得だと思いますか?

このように質問すると「そりゃ売った方が得だろう!」と言う声が多く聞こえてきそうです。

一昔前の太陽光発電は、発電した電気を「売った方がお得」で正解でした。

ですが今は、発電した電気を売ると「得する人」「損する人」に答えが分かれてしまいます。

(某テレビ番組みたいにしてみました^^;)

そこを分ける要素には、いったいどんな事があるのでしょうか。

 

①太陽光発電の設置容量

1つ目の要素は、太陽光発電の設置容量によって売電単価が異なることです。

設置容量が10kW未満の場合は30円/kWhで、10kW以上の場合は21円/kWhとなります。(委員会案)

この売電単価だけをパッと見ると、 10kW未満の方が高い単価で良いように見えます。

しかし、買取期間に目を向けると10年間に対し、10kW以上は20年間と倍に設定されています。

電気の売り方についても違いがあります。

設置容量が10kW未満の場合は余剰買取(発電して自家消費し、余った電気を売る)しか選べませんが、10kW以上の場合は余剰買取または全量買取(発電した電気をそのまま全て売る)を選ぶことが出来ます。

 

②電気契約(電気の使い方)

発電した電気を自家消費するに当たり、いくらの電気を買っているのか?が重要になってきます。

携帯電話に置き換えて考えてみると、通話をたくさんする人は通話料金の安い契約を選びますよね?

それと同じように電気契約もプランによって電気の買う単価が大きく違っています

例えばエコキュートなどが設置されているオール電化住宅の場合は「時間帯別電灯契約」や「よりそう+ナイト」にしていると思います。こちらの契約は夜間の電気単価が格段に安い(約11円/kWh)代わりに日中の電気単価が割高(最大約34円/kWh)に設定されています。

一般的に一番多い契約は「従量電灯契約」です。こちらは、時間による電気単価の変動が無く一律(最大約28円/kWh)の電気単価となっています。

 

得する人と損する人の答え

一目で分かるように表にまとめてみました。

売った場合である収入と、自家消費した場合である節約を見比べています。

一昔前までは、売電単価が節約よりも大きかったため売った方が得でした。

近年では売電単価が低下した事と電気料金の値上がりにより、使った方がお得になるケースが増えているようです。

従量電灯契約については、10kW未満であれば売った方が得になりそうですね。

それ以外の時間帯別電灯契約よりそう+ナイトについては、太陽光発電が発電を行う日中の購入電気単価が割高なため使った方がお得になると思います。

もし自宅にて全量買取を検討されておりましたら、設置容量を10kW以上のまま余剰買取をお勧めいたします。そのまま売ってしまうよりも使った方が断然お得になるからです。

しかし、畑などの遊休地への野立てであれば元々電気の使用がない(出費が掛っていない)場所なので、売った方がそのまま得となります。

こうした売電単価買電単価が逆転する事を「グリッドパリティ」と呼ぶんだそうです。

損する人にならない為にも、この辺を知っている販売店・施工店にお願いしたいですね。

今回はご家庭での電気の使用量や使用状況を無視して考えていますが、細かく考えたい方はシミュレーションをお作りいたします。お気軽にお問い合わせください、LINEからも可能です。

次回は「電気料金のしくみ」についてやってみたいと思います。

最後まで見ていただき、ありがとうございました。

筆者:伊藤

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